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債務整理(任意整理)後の生活について。返済が滞ったらどうする?

頭を抱える女性

「債務整理をすると日常生活に影響はある?」といった疑問をお持ちのかたは多いです。任意整理は個人の信用に関わるので、確かに日常生活に影響は出てきます。しかしきちんと対策を取っておけば、安心して生活していくことも可能ですよ。

この記事では、債務整理のうち最も多くおこなわれる「任意整理」が生活にどのような影響を及ぼすのか、詳しく見ていきます。

任意整理後の生活への影響

任意整理をすると督促がなくなったり、未来の利息の支払いがなくなったりします。精神的にも金銭的にも負担は減るでしょう。

しかし任意整理後は日常生活にさまざまな影響が出てきます。

しばらくはクレジットカードを作れない

任意整理をした情報は、信用情報機関に保管されます。いわゆる「ブラックリストに載った」状態です。

信用情報機関に任意整理や滞納の情報が残っているうちは、クレジットカードは作れません。

再度クレジットカードが作れるようになるのは、任意整理後、借金を完済してから5年以上経過してからです。

完済に3年かかるとすると、合計8年以上はクレジットカードが作れない状態が続きます。

ちなみに家族カードの契約者本人が任意整理をおこなった場合は、紐付いている家族カードは全て使えなくなります。

金融機関からのローンも難しい

任意整理後に借金を完済しても、5年間は金融機関から融資を受けられません。

「マイホームを建てたい」といった希望をお持ちのかたは、過払い金請求をするなど、なるべく債務整理を避ける方法を取りたいですね。

賃貸物件が難しい場合がある

基本的に任意整理をしても、賃貸物件を借りるのは可能です。不動産業者は契約者の信用情報の照会ができないからです。

しかし保証会社を保証人にし、かつ信販系の保証会社(オリコやアプラスなど)を利用する場合は別です。信用情報を調べられて審査落ちする可能性が出てきます。

携帯電話の端末代金の分割払いができない

携帯電話の端末代金を分割払いしているかたが多いですが、任意整理後は分割払いができなくなる可能性があります。

ただし任意整理をしても、携帯電話の利用契約自体に影響はありません。

任意整理で安心できる点

任意整理をすると生活に色々な影響が出てきますが、全てが悪くなるわけではありません。

家族にバレにくい

任意整理を弁護士や司法書士に依頼した場合は、家族にバレる可能性は低いでしょう。
債権者とのやりとりも弁護士や司法書士がおこなってくれるので、債権者から家に電話がかかってくることもありません。

また弁護士や司法書士からの電話連絡は自分の携帯電話にしてもらえますし、書類のやり取りも郵便局留めにできるので、バレることは少ないです。

ただし家族に渡している家族カードが使えなくなったりすると、家族にバレてしまうので注意しましょう。

コーポレートカードは使える

勤めている会社が契約しているクレジットカード(コーポレートカード)は使用可能です。

任意整理で財産は没収されない

任意整理で全ての財産が没収されることはありません。

ただし車のローンなどは、支払いが完了するまで債権者が所有者なので、没収されるでしょう。没収されたくないというかたは、車のローンに対しては任意整理をおこなわないことです。

家のローンについても、任意整理から外しておけば、没収されることはありません。

生命保険に加入できる

生命保険は分割払いであっても、信用情報とは関係ないので加入できます。

任意整理後に支払いができなくなった場合はどうする?

任意整理後に2回分連続で支払いの滞納があった場合は、一括請求を受けることになるでしょう。

もし一括請求を受けた際に支払いが難しい場合は、再和解という手段を取ります。

ただし必ずしも再和解できるわけではありません。和解できたとしても、支払い期間が短縮されるなど、前回よりも支払条件が厳しくなる場合があります。

それでも再和解ができない場合は、任意整理していない債務を任意整理したり、家族に協力してもらったり、といった手段を取ります。

それでも支払いが不可能な場合は、個人再生や自己破産の手続きに進むことになるでしょう。

任意整理後の支払いを続けるコツ

任意整理をした後にきちんと借金の返済をしていくには、次のことを心がけましょう。

・家計簿をつける
・1日に使える金額を決めておく

「ついつい誘惑に負けてお金を使ってしまう」というかたが任意整理をする場合が多いです。

こうしたかたは、まず自分が何にいくらお金を使っているのか、記録することから始めましょう。記録することで今まで曖昧になっていた出費が意識しやすくなります。「こんなにムダ遣いしていたのか」と驚く場合もあるでしょう。

また「1日に使えるのは〇〇円まで」と決めておくことも、お金の使いすぎを防ぐには有効です。

まとめ

任意整理をすると、生活にさまざまな影響が出てきます。クレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなったり。しかし生活ができなくなるわけではありません。

ただし任意整理後の返済が滞った場合は状況が悪くなることが考えられるので、しっかりと計画を立てて返済していくことが必要です。